今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2010年5月3日(月)




おはようございます。



ゴールデンウィークまっただ中ですが、皆さん旅行中ですか?

もしかしたら、このコメントを旅行先で読んでいらっしゃる方も

いるのではないでしょうか・・・。

今年のゴールデンウィークは全国的にも天候に恵まれ

青空に下、リフレッシュできているようです。

風薫る5月に入りましたが、今朝、季節の変わりめを

感じる、小さな出来事がありました。

毎朝、通勤する駅にくるとすぐ目の前を「ツバメ」が勢いよく

飛んでいるのを発見しました。

10年ほど前から駅に続くデッキの下に巣を作り

毎年この時期になると元気なツバメの姿を見ていましたが、

もう、そんな時期になったわけです。

これからしばらく子供ツバメが巣立つまでその姿を

観ることができます。

神宮球場のツバメはいまだ飛び立ちませんが・・・。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 円はNY市場朝方94円59銭まで売られ、このところの安値近辺で もみ合ったものの、94円50から95円丁度にかけては ドル売りが控えているとの観測もあり前回同様、ドルの高値更新に失敗。
  • 米第1四半期GDPは3.2%と発表され、市場予想をやや下回った ことからドル売りが優勢に。またNYダウが急落し、下げ幅を拡大した こともドル売りにつながり、円は94円を割れて引け。
  • ユーロドルは1.32台後半から1.33台前半で小動き、 来週2日から始まるユーロ圏の緊急協議の結果を見たいとの雰囲気と、 週末ということもあり積極的な取引は見られなかった。
  • NY株式市場は米検察当局がゴールドマンへの捜査を開始した との報道に、金融株を中心に下げ幅を拡大し前日比153ドル安 と再び大幅安に。このところ上げ下げともに値幅の振れが大きい。
  • ドル安から金、原油ともに続伸。金価格は直近高値を更新。
  • 米債券は株安から大幅に上昇。長期金利は約5週間ぶりに 3.65%台まで下落。
  • 第1四半期GDP(速報値) →  3.2%(市場予想をやや下回る)
  • 4月シカゴ購買部協会景気指数 → 63.8(市場予想は60.0)                         
    ドル/円93.82 〜 94.59
    ユーロ/円124.69 〜 125.86
    NYダウ −158.71 → 11、006.61ドル
    GOLD +11.90 →  1、180.70ドル
    WTI +0.98 →  86.15ドル
    米10年国債 −0.082 → 3.650%


    本日の注目点

    • 日   休場(憲法記念日)
    • 米   4月ISM製造業景況指数                   

    先週末のドル円は94円半ばを超えてきましたが95円には届きませんでした。

    これで94円台半ばを試すこと4回・・・・。なかなか抜けません。

    94円半ばから95円にかけては実需を中心にドル売りが並んでおり、

    かなりのパワーがないと、大量のドル売りをこなして95円台に乗せるのは

    難しそうな状況です。

    ドルが大きく売られる地合ではないにしても、95円台は近いようで

    遠い印象ができつつあります。



    ユーロ圏財務相は2日に緊急の会議を開き、ギリシャへの資本支援策で

    合意しました。

    EUとIMFはギリシャに3年間で1000億ー1200億ユーロ規模の融資

    を行うことを決めました。

    一方、ギリシャ政府はそれに答える形でGDP比財政赤字を2014年には

    現在の13.6%から2.6%に抑えなければなりません。

    付加価値税の一段の引き上げと手厚い年金給付を削減しなければなりません。

    今からその実現性を懸念する声もあります。



    何よりも、財政支出をGDPの1割を上回る規模で削減しなければならず、

    同国のGDPは今後数年マイナス幅を拡大していくことは必至です。

    ユーロ圏全体に与える影響は軽微だと思われますが、

    ポルトガル、スペインの国債も引き下げられたことで、この2国にも同様な財政政策が

    課せられるようになると、ユーロ圏全体にとってもかなりの重石になってきそうです。

    ギリシャの厳しい財政運営を考えると、今後とも通貨ユーロが浮上するには

    相当な期間が必要と思われます。




    豪ドル円が先週末88円台まで上昇し、約1年2カ月ぶりの高値を記録しました。

    商品市況が高値で安定し、オーストラリア国内もインフレ懸念が台頭したことで

    明日4日のRBA政策決定会合では再利上げに踏み切るのではないかとの観測が

    強まっています。

    相場は今後も強含んで行くものと観ていますが、テクニカルでは「週足」の

    「200日移動平均線」に絡んでいて、抜けきっていません。

    これで6週連続で200日線に絡んでおり、見方を変えると頭を押さえられているようにも

    見えます。

    明日の利上げで一気にこの線を上放れるのか、あるいは利上げ見送りから200日線を

    抜けきれずに押し戻されるのか、今後の方向性を示唆する可能性があります。

    豪ドル円は一旦調整すると、「3-4円ほど」調整する傾向があることは

    記憶しておきたいところです。
               
What's going on? 2009年4月〜(PDF)



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
4/2  ガイトナー・財務長官 「われわれが取り組むべき作業はなお多く残されているが、米経済は確実に強くなっているよ考える」ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで。  ----
4/4  サマーズ・国家経済会議委員長 「雇用創出のプロセスが始まった。雇用は加速する見通しだ」ABCテレビとのインタビューで。  ----
4/6  ラッカー・リッチモンド連銀総裁 「低金利を(長期にわたり)維持するとの声明の表現に、依然として違和感は抱いていない」FOMC議事録公開後のNBCとのインタビューで。  ----
4/7 バーナンキ・FRB議長 「危機からの脱却からは程遠い状況にある」「雇用は引き続き非常に脆弱だ」ダラスでの講演で。  ドル円93円後半→93円前半へ 。
4/8  トリシェ・ECB総裁 「ギリシャがデフォルトに陥るとは考えていない」理事会で政策金利据え置きを決た後の会見で。 (ギリシャの財政赤字が縮小とのニュースと併せ)ユーロドル1.32台後半→1.33台半ばへ。ユーロ円123円台半ば→125円台に。 
4/11  ユーロ圏16ヶ国声明 3月25日のユーロ圏首脳の声明を受けて、ユーロ圏各国は、域内全体としての金融の安定を守るためにギリシャに対して必要な場合に提供される金融支援の条件に合意した。 )ユーロドル1.34台後半→1.36代台半ばへ。ユーロ円125円台半ば→127円台に。 
4/14 バーナンキ・FRB議長 「失業が減り雇用が上向く兆候がでている」しかし「過去2年間に失った雇用を取り戻すには極めて長い時間がかかる」と議会で証言。  ドル円93円台半ば〜→92円台後半へ 。
4/23  スティーブンス・RBA総裁 「現在の政策金利は過去10年程度の平均に近くなっている。」追加利上げに慎重な見方を示す。   ---

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和