今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年6月4日(水)


おはようございます。


皆さんコーヒーは好きですか?

毎朝コーヒーを飲まないと一日が始まらないという程好きな人もいますね。

皆さんご存知の「スターバックスコーヒー」は1996年に日本に進出してきました。

私の記憶が正しかったら、一号店は銀座松屋のすぐ裏の店だったと思います。

もの珍しさに入ってコーヒーを飲みましたが(にがい!)という思い出しかありません。
 

その「スタバ」の特集が日経ビジネス先週号にありました。

世界に1万6226店あり、年間1億6000万kgのコーヒー豆を仕入れているそうです。

ですから、コーヒー豆の価格が直接収益に大きな影響を与えます。

ご承知のとおり、この一年で3割値上がりしています。

驚いたのは「スタバ」は取引所でコーヒー豆は一切買っておらず、全て中南米やアフリカから

直接買い付けているそうです。

社内に「コーヒー部」という部署があり、そこの500人のスタッフが現地で買い付けるそうです。

しかも2年〜5年の長期契約を結び、コーヒー農園を協力にサポートすることで価格の変動を

ヘッジしているというから、恐れ入りました。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 欧州市場で103円87レベルをつけたドル/円は、強力なサポートである
  • このレベルを抜け切れず反発。
  • バーナンキFRB議長の金融政策変更を示唆する発言にドルが急騰。
  • バーナンキ発言を受けてNYダウは前日比150ドルを超える下げに。
  • このためドルの上値は抑えられましたが、原油価格が大幅に下げたことなどで終始堅調に推移。

ドル/円104.46 〜 105.57
ユーロ/円162.11 〜163.08
NYダウ−100.97 → 12,402.85ドル
Gold−11.50 → 885.50ドル
WTI−3.45 →  124.31ドル
米10年国債−0.063→  3.900%


本日の注目点

  • ISM非製造業景況指数

昨日からの今朝にかけての一日で「マーケットセンチメント」が一変したような動きでした。

バーナンキFRB議長がこれまでの金融緩和政策の転換を示唆するような発言でドルが各通貨に対して大きく上昇しました。

さらに、議長はこれまで為替に関しては多くは語りませんでしたが、今回「ドル安は歓迎できないレベルにある」と

インフレ対策に軸足を移すとも取れる発言を行いました。
 
日米金利差縮小終了はドルにとってプラス材料、一方ドル金利上昇は株式市場にとってマイナス材料です。


その意味では、昨日の為替/株は定石通りの反応をみせました。

さて、連日難しい相場が続いていますが、ドル金利の下げ止まりはドル安要因の一つが消えることを意味すると考えます。

依然として米金融機関が格下げになるなど混乱は続いていますが暗黒の森の中にうっすらと明かりが見えてきたのではないでしょうか。


ドル円日足

ドル/円に昨日の欧州市場で重要なサポートラインである103.80−90を試したものの、跳ね返され一気に105円台へ。


2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
6/3 ジョージソロス
(米 投資家)
「原油価格はバブルである。」との認識を示す。 ---
6/3 ウォールストリート
  ジャーナル紙
米大手証券リーマンブラザーズが30億ー40億ドルの資本増強を検討していると報道。
近く発表される3−5月決算で3億ドル以上の赤字の可能性を指摘。
---
6/3 バーナンキ
FRB議長
「ドルや安が輸入物価や消費者物価の歓迎できない上昇を招いている」
「インフレやインフレ期待の意味することに注意している」
「現在の政策は適切な位置にある」など、軸足をインフレ対策に置く発言をし、
  これまでの金融緩和政策の転換を示唆。(講演で)
ドルが全面高となり、NYダウは大幅下落
6/2 ポールソン
財務長官
「金融マーケットの混乱終焉にはもう数ヶ月時間がかかる」との「認識を示す。
サブプライムローン関連で152億ドル(約1兆5300億円)の損出を計上。
ドルが全通貨に対して下落。

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和