2010年5月20日(木)
おはようございます。
本日は外為オンラインシニアアナリストの佐藤がお休みのため
外為オンラインの高谷が書かせていただきますので
宜しくお願い致します。
アラブ首長国連邦の首都アブダビの最高級ホテルで
「金の自動販売機」があるそうです。
金の延べ棒や金貨が販売されており、商品の種類は300以上にものぼり
気になる価格は市場動向に応じて10分ごとに更新されるそうです。
売れ行きは好調らしく、中には全商品を購入するお客もいるといいます。
1グラムでも4000円ほどするものを
気軽に買える人は、金が「ガチャポン」のような感覚なのでしょうか。
私には到底分らない感覚ですが…羨ましいものです。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ユーロは対ドルで大幅反発。一部でのECBのユーロ買い介入観測が背景。過去最大のユーロ売りの買い戻しも加速要因に。
- FOMC議事録では経済成長見通しを上方修正したが市場反応薄。
- 独空売り規制、米住宅差し押さえ件数が過去最高になったことを受け、NYダウは一時186ドルまで下落。後半にかけて連日の大幅下落の買い戻しが入った。
- ドルは対円で大幅下落。ユーロの買い戻しによる反発が背景に。
- ユーロは対円でも大幅反発。しかし、円安よりもドル安が優勢。
- 債券は一時上昇したがNYダウの下げ幅縮小を受け下落。長期金利は小幅ながら反発。
- 金は株安を受け大幅続落、1200ドルを割る。原油は小幅に反発
- 4月消費者物価指数(前月比) → 0.0%(市場予想は0.1%)
ドル/円 90.95 〜 92.02 ユーロ/円 111.57 〜 114.12 NYダウ −66.58 → 10、444.37ドル GOLD −21.50 → 1、193.10ドル WTI +0.46 → 69.87ドル 米10年国債 +0.016 → 3.370%
本日の注目点
- 日 第1四半期GDP
- 米 週間失業保険申請件数
- 米 4月景気先行指数
ユーロが対ドルで大幅に上昇しました。
背景にはECBのユーロ買い介入の噂が一部で広まり、
買い戻しに市場が動いたようです。
ユーロドルの売り持ちポジションは過去最大であり、
本格的な買い戻しが入れば
さらに500ポイントほど値を戻すことも考えられます。
今回はギリシャの国債償還を乗り切ったことも上昇を誘いました。
しかし、EU諸国の財政危機は解決の目処はたっておらず
IMFの欧州局長は緊急支援などを「モルヒネ」のようなものだと発言しています。
ユーロの買い材料がない状況ですが売りポジションの多さには疑念も残ります。
本日は米週間失業保険申請件数によってはさらなるドル安も考えられますが、
大きなニュースや要人発言等ない限り、もみ合い相場が予想されます。
テクニカルを見ても下値の底をついたようにも見えます。
ユーロ高ドル安につられ、ドルは対円で大幅に下落しました。
4月の米消費者物価指数も前月比で横ばいの結果から市場は反応しませんでしたし、
FOMC議事録では景気見通しが上方修正されたものの反応は薄く
市場はやはりユーロに注目が集中していたのでしょう。
ギリシャ償還も通過し相場も徐々に落ち着きを戻しています。
本日も株式市場をにらみながら、EUを気にしながらの展開ではないでしょうか。
豪ドルにいたっては80円台を切り、
大量の買い持ちポジションも減少傾向にあります。
ユーロに引っ張られ下落した背景に
利上げ観測も後退したことや経済指標の軟調がさらなる加速要因になったのでしょう。
ユーロの対豪ドルを見ますと500ポイント以上、豪ドルが下落しています。
今後、中国に動きがあれば新たな展開も考えられますが
当面は上値の重い展開になりそうです。
まだまだ先が読みづらく乱高下が多い相場なので
落ち着くまで様子見もリスクコントロールという意味で
勝つための手段だと思います。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 5/6 | トリシェ・ECB総裁 | ギリシャ国債購入について「政策委員会はその問題を協議しなかった」ECB理事会後の 会見で。 | ユーロドル1.27台 →1.25台に。ユーロ円118円台→110円台に。 |
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