2010年6月7日(月)
おはようございます。
フランスのマクドナルドがTVで流しているCMが
世界中で話題になっているそうです。
内容は、マックの店内で中学低学年とおぼしき男子が席に座って
クラスの集合写真を観ているところから始まります。
そこに携帯電話が鳴ります。彼が「君のことを考えていたんだよ」
「僕も会いたかったよ・・・。」と、電話の相手に神妙に語りかけます。
間もなく、お父さんが注文したバーガーをトレイに載せて戻ってきたので
電話を切ります。
写真を観たお父さんは息子に「クラスメートの写真か?」
「俺がお前のころは女っぽい男はみんな無視したよ。」
と言いながら写真をよく見るとそこには男子生徒ばかり。
お父さんは戸惑いながらも「お前には全ての権利があるから・・。」と。
そして最後に画面に文字が流れる、「Come as you are」
既にユーチューブでは100万回以上観られているそうです。
さすが「先進国?」フランスです。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 米5月の雇用統計では、失業率は改善したものの 非農業部門の雇用者数が市場予想を大きく下回り、まず株式市場が 大幅下落で反応。
- 為替市場ではユーロドルが1.20台前半でもみ合っていたものの 結局大きく割り込み1.19台半ばと、4年2ヵ月ぶりの安値に。
- ハンガリーの財政赤字が伝えられ、通貨フォりントが急落したことも ユーロ安に繋がる。
- ユーロは全ての通貨に対して売り込まれ、節目の1.20を 割り込ん後も反発力は鈍く1.19台で取引終了。
- 欧州での金融危機懸念からNYダウは下げ幅を拡大し、引けは 323ドル安と1万の大台を割り込む。
- 株式市場の急落に金は反発、原油は3ドルを超す大幅安。
- また、債券相場は大幅に反発し、長期金利は3.2%に。
- 5月失業率 → 9.7%
- 5月非農業部門雇用者数 → 43.1万人
ドル/円 91.42 〜 92.75 ユーロ/円 109.39 〜 112.72 NYダウ −323.31 → 9、931.97ドル GOLD +7.70 → 1、217.70ドル WTI −3.10 → 71.51ドル 米10年国債 −0.170 → 3.200%
本日の注目点
- 欧 4月独製造業受注
- 欧 ユーロ圏財務相会合
- 米 4月消費者信用残高
やはりユーロドルは節目の1.20を割り込みました。
先週後半まで1.21台前半までは下落するものの、1.21台は底堅く
2度ほど跳ね返されました。
しかし、それでもユーロの戻りは鈍く1.25どころか、1.23台半ばが
戻りの限界でした。
戻りの鈍さを観て、「いずれ近いうちに抜ける」を予想していましたが、
先週末の米雇用統計をきっかけに、1.21を簡単に割り込み、節目の
1.20を大きく割り込む展開になりました。
5月の米雇用統計は、失業率こそ9.7%と前月比0.2ポイントの
改善を見せましたが、非農業部門雇用者数は43万1千人と、事前予想を
大きく下回る結果でした。
特に、今回の結果では民間部門ではわずか4万1千人しか増加していなかった
こととなり、順調に回復を遂げてきた米労働市場に再びブレイキがかかってきた
との声もありました。
この結果、雇用は依然本格的な回復からはほど遠いとの見方からNY株式市場が急落、
引値では今年3番目の下げ幅となる、前日比323ドルの大幅安を記録しました。
株式市場の下げが先か、為替市場でユーロドルが1.2台を割れたのが先か
との議論はありますが、両者が複合的に重なり合ったことがユーロと、NY株式市場の
大幅安に繋がったようです。
加えて、この日はハンガリーの財政赤字が当初より膨らむとの報道もあり
これがユーロ安にも繋がりました。
ハンガリーはユーロ圏に加盟してはいないものの、ギリシャ発の財政赤字問題
が注目されている中、ポルトガルやスペインではなくハンガリーでも財政赤字が
問題になるとはやや驚きでしたが、このおどろきがユーロ売りに繋がったものと
思われます。
さて、1.20を割り込み、下落に歯止めがかからないユーロですが、
状況としては依然反発の可能性は少なく、さらに下落しそうな勢いです。
この水準からもう一段の下げを見せるようだと、そろそろECBにより介入も
意識しなければならないレベルになります。
現実問題として「実弾」を持って介入を行ってくる可能性はそれほど高くはないと
観ていますが、まず「口先介入」を行ってくることは十分考えられます。
この点は意識しておきたいところです。
ドル円は先週、菅新総理誕生ということから円安に振れ、92円後半までドル高円安が
進みましたが、先週末のNY市場では91円台半ばまで再び買われています。
先週指摘したように、菅総理誕生だけで円を売るのはやや早計かと思います。
野田新財務大臣のスタンスも確認したいところです。
ただ反対に、積極的に円を買う材料に乏しいのも事実です。
これまでは、ユーロ急落→リスク回避から安全資産への資金流入→ 円買い。との
連想から円が89円程度まで上昇する場面がありましたが、足元ではその構図にも
やや変化が見られます。
結局、ドル高傾向が継続すると観るべきかもしれません。
焦点はやはりユーロドルの動きです。
もう一段下落しECBを巻き込むのか?、あるいは「達成感」から反発するのか?
今週も大きな値幅が予想されます。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 6/1 | 李克強・中国副首相 | 「人民元の相場形成メカニズムの改革をさらに進める必要がある」中国共産党理論紙「求是」に寄稿。。 | ----- |
| 6/5 | ガイトナー・財務長官 | 「中国については民間需要による持続的な成長と、より柔軟な為替政策をとる必要性について議論した」釜山でのG20後の記者会見で。 | ----- |
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