2010年6月10日(木)
おはようございます。
今年の梅雨入りは全国的に遅れているようです。
関東地方もいまだに梅雨入りしていませんが、来週あたりには
「梅雨入り宣言」が出されそうです。
これから約1ヵ月もジメジメした天気が続くと思うと
ちょっとゆううつになります。
私の友人に6月から9月まで北海道、10月から5月まで
沖縄に住む人間がいます。
「日本の美しい四季を放棄したバカ者」と友人は彼のことを
呼びます。
今年の夏は彼を訪ね、まだ足を踏み入れたことのない
北海道へ行ってみようと思います。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 欧州各国の株式市場が堅調だったことからユーロドル に買い戻しがはいり、NYでは一時1.2077までユーロ高に。
- 1.19−1.20で推移していたユーロが上値を切り上げた ことからユーロ円も上昇。ドル円はつられる形で91円半ばから 上値を試すも、上昇は限定的。
- ユーロの安定を背景にNYダウは朝方120ドルを超す上昇。 しかし、午後2時過ぎには欧州財政問題が依然根強いとの見方から マイナスに、併せてユーロも再び下落。
- ベージュブックでは12の地区連銀全てで景気は回復との 報告。雇用についてもわずかながら改善を示しているとの内容。
- バーナンキ議長は議会証言で、欧州の危機が米経済に与える 影響は限定的だとの見方を示す。
- 米債券は10年物の入札が好調だったことから続伸、長期金利は低下。
- 前日最高値を更新した金は反落、前日の上昇分は帳消しに。
- 原油は大幅続伸し74ドル台乗せ。
ドル/円 91.06 〜 91.67 ユーロ/円 109.08 〜 110.59 NYダウ −40.73 → 9、899.25ドル GOLD −15.70 → 1、229.90ドル WTI +2.39 → 74.38ドル 米10年国債 −0.011 → 3.178%
本日の注目点
- 豪 5月雇用統計
- 英 BOE政策金利
- 欧 ECB理事会
- 米 4月貿易収支
- 米 週間失業保険申請件数
「ユーロドルの反発は200から300ポイントが限度」・・・。
この法則はまたも機能しました。
先週末のNY市場で1.20の大台を割り込んだユーロドルは、月曜日の
アジア市場で1.1877まで下落し、4年2ヵ月振りの安値を記録しました。
しかし、その後ははやや安定を見せ、上値は重いものの下値も1.19を
割り込むこともできず、概ね1.19〜1.20での動きでもみ合いあが続いて
いました。
しかし、昨日の夕方の欧州市場では上値の1.20を抜け、先週末以来の1.20台前半
で推移、NY市場の出方を待つ展開でした。
NYでは株価が堅調に推移したこともありユーロはさらに買い戻され、1.2077
まで上昇、その後は株価が下落に転じたため、そのレベルから100ポイントも下落する
荒っぽい展開でした。
結局今回の反発局面では、ちょうど200ポイントの戻しで終わり、上述
「反発は200から300ポイント」の200に当てはまったケースでした。
足元の為替相場は、株式市場の行方に大きく左右されています。
為替の先行きをどう読むかというより、株価の先行きを読むことの方がむしろ正鵠を
射る感があります。
その株式市場の動向で、最も影響力のあるNYダウが軟調です。
欧州危機が最大の要因であることは言うまでもありませんが、昨日バーナンキ議長は
下院議会で「欧州通貨の不安定が米経済に与える影響は限定的」と証言しています。
しかし、現実にはドル高ユーロ安から米国の輸出に影響が出始めているとの報告も
あり、今後もう一段のドル高に動くようだと影響が限定的とは言えなくなりそうです。
一方の、欧州にとってはユーロ安からドイツなどの輸出国は輸出が景気の回復をけん引
するような状況になっています。
ユーロドルが1.18台まで急落したにもかかわらず、「介入」の噂や、通貨安に対する
けん制の声がでてこないのも、このあたりが背景にあるものと思えます。
しかし欧州各国は財政立て直しのため歳出を大幅に削減することを決めています。
この影響はいずれ経済成長の鈍化という形でじわじわ経済指標に表れてくるものと
思われ、ギリシャではその影響が既に出始めています。
世銀も昨日、世界の経済成長の見通しを、欧州危機が世界経済に影響を与えた場合と、
そうでない場合を発表し、前者のケースでは成長率を下方修正しています。
上値も限定的で、むしろ緊縮財政の効果がこれから出てくるユーロは、もう一段下がる
可能性が高いと見ざるをえません。
円も依然として「三角保ち合い」を形成するなか、方向感はありません。
本日も株価を睨みながらの展開に終始しそうで、92円台がやや遠くなりつつあります。
下値は91円あたりと観ています。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 6/1 | 李克強・中国副首相 | 「人民元の相場形成メカニズムの改革をさらに進める必要がある」中国共産党理論紙「求是」に寄稿。。 | ----- |
| 6/5 | ガイトナー・財務長官 | 「中国については民間需要による持続的な成長と、より柔軟な為替政策をとる必要性について議論した」釜山でのG20後の記者会見で。 | ----- |
| 6/7 | バーナンキ・FRB議長 | 「米景気が二番底に陥る可能性は低い」下院での議会証言で。 | NY株式市場が上昇し、為替市場ではドル高に。 |
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