2010年6月17日(木)
おはようございます。
日本の女性が最も好むブランドの一つ、ルイ・ヴィトン。
この会社の歴史は古く、創業は1854年です。
当時から高級バッグメーカーとして有名でしたが、
1970年代まではパリとニューヨークの店を中心に、限られた
富裕層を対象とする比較的小じんまりとした企業でした。
それが1978年東京と大阪に一気に6店舗を開設したことで
急拡大し、1987年にはシャンパンのモエ・ヘネシーと合併し
LVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)となり、今や売上高
3兆円を超す大企業です。
日本がバブル当時、パリの本店には店員以外は日本人だけ
という光景も 珍しくありませんでした。
新商品は全て日本人が買っていくと言われた時もありました。
今、それが中国人に代わっています。
同社の最重要顧客は日本人ではなく、中国人だそうです。
1980年代は日本の時代でした。2010年は中国の時代です。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ドル円は91円前半から半ばでの取引に終始。相変わらずの 展開に膠着感も。
- ユーロドルは欧州時間朝方は上昇から始まり1.23台半ば超えを したものの、そこからはじり安の展開に。NY時間に掛け1.2252 を記録するもさらに売り込む勢いもなく、1.23台前半で引け。
- 米経済指標が多く発表されたものの、強弱まちまち。住宅市場に 先行き不透明感が再び台頭。
- スペイン紙は、IMFがスペイン支援のための準備をしている と報道。ユーロが1.22台に突っ込むきっかけに。
- NYダウは前日の大幅高の後、利食い先行の展開になったものの 小幅高。
- 債券相場はも大きな動きがない中、小幅高から金利は低下。
- 金は反落、原油価格は3日続伸。
- 5月生産者物価指数 → −0.3%
- 5月住宅着工件数 → −10%(年率換算59.3万件)
- 5月鉱工業生産 → 1.2%(市場予想を上回る)
- 5月設備稼働率 → 74.7%
ドル/円 91.09 〜 91.51 ユーロ/円 111.71 〜 112.81 NYダウ +4.69 → 10、409.46ドル GOLD −3.90 → 1、230.50ドル WTI +0.73 → 77.67ドル 米10年国債 −0.044 → 3.264%
本日の注目点
- 欧 ECB月例報告
- 米 5月消費者物価指数
- 米 週間失業保険申請件数
- 米 6月フィラデルフィア連銀景況指数
ドル円は欧州時間に91円82銭まで上昇し、92円台乗せの期待があったものの
その後は円がじり高となり、91円前半から半ばにかけて狭い値幅での取引でした。
「三角保ち合い」を形成しつつ、その値幅をさらに縮小しながら収斂しつつあります。
米経済指標にも反応が鈍くなり、やや膠着状態が懸念されます。
米経済指標はまちまちの結果でした。
製造業に関する指標は好転していたものの、住宅関連はかなりの落ち込みを見せています。
もともと住宅優遇措置の期限が切れたことの反動があると予想されていましたが、それでも年率換算で
59.3万件は今年1月の水準とほぼ同じことになり、予想以上の落ち込みです。
さらに今後の着工の基礎となる建設許可件数も大幅に落ち込んでいます。
回復基調が鮮明になっている米経済でも、個人消費と住宅市場は回復が遅れいて、いよいよ
安定的に回復するのではと見られていたこの数カ月だっただけに、今回の悪化が一時的なもの
なのかどうか注目する必要があろうかと思います。
ユーロドルが底固い動きを続けています。
昨日の欧州市場では朝方、1.2354まで上昇し、ユーロ円も113円35銭まで
買われています。
その後はNY市場にかけて弱含み1.22台半ばまで売られましたが、結局1.23台で
取引を終えてます。
これまでとは雰囲気がは明らかに違ってきたように見えます。
昨日スペインのエコノミスタ紙が、IMF、EU,米財務省がスペイン支援のため2500億ユーロ
(約28兆円)の準備を始めたとの報道がきっかけで、1.23台からの下落が始まりましたが
勢いはなく下落幅も限定的でした。
これまでなら、この種の悪材料にはすぐに反応しユーロ売りが加速されたところ、ユーロ売りに追随する
市場参加者は少なく、むしろ安値を拾おうとする展開にも見えます。
ユーロドルが1.20を割り込み、1.18台後半を記録してから間もなく2週間が経ちます。
ユーロを売ってもなかなか下げない状況に「売り疲れ」がでて来たのかも知れません。
個人的にはスタンスは変えず、1.24台前半を超えない限り下落の可能性が高いと見ています。
ユーロが下落しない理由の一つに株式市場の回復が挙げられます。
とりわけNY市場が急回復していることで、世界的に主要国の株式市場に好影響を与え
株価の上昇を下支えしている状況です。
NY株式市場と為替の相関は強く、ユーロドルでも株高はユーロ高に繋がっています。
そう考えますと、株価の下落がユーロ下落のきっかけになると見ることもできます。
そのNY株式市場も株式専門家の中には短期的には買われ過ぎ、と見ている人が多くいるのも
事実です。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 6/1 | 李克強・中国副首相 | 「人民元の相場形成メカニズムの改革をさらに進める必要がある」中国共産党理論紙「求是」に寄稿。。 | ----- |
| 6/5 | ガイトナー・財務長官 | 「中国については民間需要による持続的な成長と、より柔軟な為替政策をとる必要性について議論した」釜山でのG20後の記者会見で。 | ----- |
| 6/7 | バーナンキ・FRB議長 | 「米景気が二番底に陥る可能性は低い」下院での議会証言で。 | NY株式市場が上昇し、為替市場ではドル高に。 |
| 6/10 | ガイトナー・財務長官 | 「中国の為替改革は極めて重要」「中国の胡錦濤国家主席も為替改革を確約した」上院での証言で。 | ----- |
| 6/14 | 泰剛・中国外務省副報道局長 | 「人民元問題を政治化し、中国に対して保護貿易主義的な行動をとることは全く筋が通らない」米国の人民元切り上げ圧力に不快感を表す。 | ----- |
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