今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2010年6月28日(月)




おはようございます。



昨年に引き続き、今年も週末を利用して「さくらんぼ狩り」に

行ってきました。

山形県東根市、日本一のさくらんぼの産地です。

片道420キロとかなりにの距離です。

今年の出来は、天候不順のせいか、甘さは今一でした。

昨年とほぼ同じ時期に行きましたが、さくらんぼの実の赤くなり方も

やや遅いようでした。

楽しみにしていた「大将錦」はまだ時期が早く食すことはできず

「佐藤錦」だけでしたが、やはり自分の手で取ったさくらんぼ

は新鮮で満足。

帰りに近くの温泉で汗を流し、充実した一日でした。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • G8,G20を控え、市場は様子見の雰囲気の中、 円はじり高となり89円台前半まで続伸。
  • 米第1四半期GDP確報値が下方修正されたこともあり、 ドルは軟調に推移。ユーロドルも閑散な取りきの中、1.23台 半ばから後半と、ややユーロ買い優勢。
  • 米株式市場はまちまちの動き。ダウは小幅反落。
  • 金、原油ともに大幅高。原油は5月5日以来の78ドル台で引け。
  • 米債券相場は続伸し、長期金利は3.11%台と小幅低下。
  • 第1四半期GDP(確報値)→ 2.7%(市場予想を下回る)
  • 6月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)→ 76.0
    ドル/円89.21 〜 89.64
    ユーロ/円109.57 〜 110.88
    NYダウ −8.99 → 10、143.81ドル
    GOLD +10.30 →  1、256.20ドル
    WTI +2.35 →  78.86ドル
    米10年国債 −0.025 → 3.110%


    本日の注目点

    • 独   6月消費者物価指数       
    • 米   6月個人所得・支出        

    カナダ、トロントで行われていたG20が閉幕。

    今朝7時前に共同声明が発表になりました。

    「成長か財政か」というテーマで会議が進められ、共同声明では

    「財政赤字削減の目標設定を支持し、景気回復が定着した後で銀行に

    資本引き上げを求める」ことで合意しました。

    注目されていた人民元の為替レートに関する文言はなかった模様で、

    米中首脳会談ではオバマ大統領が、人民元の一段の上昇を期待する発言を行った

    ことに対して、胡錦濤主席が合意したに留まったようです。



    先週は発表された米経済指標の悪化が目立ち、中古住宅、新築住宅が予想外の

    落ち込みを見せました。

    また、FOMCでは改めて長期間にわたり低金利政策が継続されることが

    確認されています。

    この結果、利上げ実施時期が来年にずれ込むとの見方が優勢となり、ドルが

    売られ、全面安の展開となりました。

    ユーロについては財政問題が大きな負担となり安心して買えるには程遠く、

    ドルは上記のように再び景気後退懸念が台頭したことで、結果として消去法としての円が

    浮上したことになります。

    その円は先週、90円を割り込み、約1か月ぶりに89円台前半まで買い進まれました。



    しかし、冷静に考えれば円を積極的に買う材料も見当たりません。

    政府により景気見通しは上方修正されてはいますが、デフレ進行が止まりません。

    菅総理は「財政立て直し」に全力をあげると表明していますが、その効果は非常に不透明です。

    そんな状況下での円買いは、いわば、エースピッチャーが試合に出る度にKOされ、

    2番手エースに任せたものの、こちらもダメ。

    急遽、2軍で調整中の元エースが登板したようなものです。

    元エースは既に歳も数え、肩に持病を抱え、いつ再発してもおかしくない、

    そんな状況での1軍登板です。

    どこまで頑張れるか、固唾をのんで見守られている状況です。

    円が今年の最高値である88円割れを目指すのかどうかは、今週末の米雇用統計を

    含め、米経済指標の内容次第です。

    景気はサイクル的です。今年の春先まで順調に景気回復が進んだ米景気が

    ピークアウトしたのであれば、肩に持病のある円と言えどもジリ高になる可能性が

    高いと言えます。

    目先は上記88円割れがあるのか、そして、その下の85円が意識される展開に

    なるのかどうかというところです。

    円が買われるにしても、そのスピードはかなり緩やかなものになるだろうと

    予想しています。

    6月の雇用統計とNYダウの1万ドル割れがあるのかどうかが今週の最大の

    焦点です。



What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
6/1  李克強・中国副首相 「人民元の相場形成メカニズムの改革をさらに進める必要がある」中国共産党理論紙「求是」に寄稿。。  -----
6/5  ガイトナー・財務長官 「中国については民間需要による持続的な成長と、より柔軟な為替政策をとる必要性について議論した」釜山でのG20後の記者会見で。  -----
6/7  バーナンキ・FRB議長 「米景気が二番底に陥る可能性は低い」下院での議会証言で。  NY株式市場が上昇し、為替市場ではドル高に。
6/10  ガイトナー・財務長官 「中国の為替改革は極めて重要」「中国の胡錦濤国家主席も為替改革を確約した」上院での証言で。  -----
6/14  泰剛・中国外務省副報道局長 「人民元問題を政治化し、中国に対して保護貿易主義的な行動をとることは全く筋が通らない」米国の人民元切り上げ圧力に不快感を表す。  -----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和