2010年6月30日(水)
おはようございます。
もし昼食代に43ドル(約3900円)かかり、それが高いと思うなら
オスロ(ノルウェー)に住むべきではない。
そんな見出しで「ビジネスウイーク誌」が世界で最も生活費の高い都市
トップ10を発表しました。
昼食代に43ドルかかるオスロでも実は世界第2位で、トップは東京でした。
このランキングは昼食代に加え、缶ビール1本、コメ1キロ、卵1ダース、映画代
それに、どうゆうわけか洗濯機1台の値段で比較されています。
その結果、東京が1位で、2位オスロ、3位ルアンダ(アンゴラ)の順です。
世界399の都市を対象に調査がされ、何とトップ10に日本の都市4市が
栄えある(?)入賞を果たしています。
4位名古屋、5位横浜、6位スタバンガー(ノルウェー)、7位神戸、
8位コペンハーゲン(デンマーク)、9位ジュネーブ(スイス)、10位チューリッヒ
(スイス)の順です。
結局、北欧と日本とスイスで上位独占でした。
それにしても1位東京のレストランでの昼食代が18ドル(約1700円)は、
や庶民感覚からは離れているようですが・・・。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- リスク回避の流れがさらに加速し、安全資産としての円買いが 優勢。ドル円は88円台前半まで続落。
- 世界的な株安から、債券高、円高が進み円は約2ヵ月振りに88円 29銭まで買われ、ユーロ円など、クロス円でも軒並み高い。
- 朝方発表の消費者信頼感指数が前下比大幅に落ち込んだことから NY株式市場は寄り付きから下落、ダウは268ドル安。
- ユーロが全面安の展開に。前日の1.23台から下落基調が続き この日のNYでは1.21台半ばまで売られた。ユーロ円は直近安値 を割り込み107円30銭を示現。
- 株価下落から債券には買い物が集まり、長期金利は約1年2ヵ月振り となる3%の大台割れ。
- 金は反発、原油価格は大幅続落。
- 4月S&Pケース・シラー住宅価格指数(10主要都市) →+0.7%(前年比+4.6%)
- 6月消費者信頼感指数 → 52.9(市場予想は62.5)
ドル/円 88.29 〜 88.93 ユーロ/円 107.30 〜 108.55 NYダウ −268.22 → 9、870.30ドル GOLD +3.80 → 1、242.40ドル WTI −2.31 → 75.94ドル 米10年国債 −0.070 → 2.953%
本日の注目点
- 独 6月失業率
- 欧 6月ユーロ圏消費者物価指数
- 米 6月ADP雇用者数
- 米 6月シカゴ購買部協会景気指数
リスク回避の動きが加速しています。
リスクの高い株式が嫌われ、資金が債券市場に流れ込み、株安債券高の流れを
鮮明にし、為替市場ではより安定した円が買われ、ユーロ、豪ドルなど主要通貨が
売られています。
ユーロは1.21台半ばまで下落し、先週の戻り高値から300ポイント以上の
ユーロ安水準を付けています。
この日は豪ドルの下落も目立ち、対ドルでは前日比200ポイント以上も売られて
主要通貨ではドル高が鮮明です。
円はそのドルに対しても強含んでおり、円の一人勝ちといった状況です。
この展開は今月の初め、5月の米雇用統計発表直後の様相と似てきました。
市場参加者は米景気に対し、これまでの楽観的な見方から先行きに懸念を抱き始め、
これがリスクを回避する行動に走らせています。
円は約2ヵ月振りの88円台前半まで買い進まれ、ユーロは対ドルで売り込まれて
いることから、ユーロ円では107円台前半まで円高ユーロ安が進みました。
本邦輸出企業のユーロ売り予約の遅れも指摘されていましたが、昨日の動きは
まさに、痺(しびれ)れを切らしてユーロ売りに走ったと思われます。
ユーロ円の下値についてはサポートラインが見当たりません。
一目均衡表の「基準線」も月足まで下向きとなり、ユ-ロ円の下落を示唆しています。
サポートになるかどうかわかりませんが、心理的な節目として「105円」ということに
なるのでしょうか。
リスク回避加速の流れは、昨日の朝方の上海株式市場の下落がきっかけでした。
日経平均はそれまで50円程度のプラスで推移していましたが、上海が大きく下落
したことを見て、急速に下げ足を速め、一時、前日比マイナス180円を記録。
これを見て為替は節目であった89円を割り込み88円台へと突入して行きました。
欧州市場でも株価下落は止まらず、そのままNY市場へと波及した形です。
昨日も書きましたが、この流れは米経済に決定的は好材料がで出ないかぎり変わらない
と見られます。
FRBのバーナンキ議長は昨日オバマ大統領と会談し、米経済の現状について
意見交換をしました。
詳細は明らかにされていませんが、「米経済が力強さを増しつつあり、回復過程にある」
との見方で一致したとブルームバーグは伝えています。。
しかし、現状では明らかに米経済は回復力を低下させており、今週末の雇用統計での
内容では、もう一段の米労働市場の悪化が示される可能性があります。
NY株式市場の大幅下落を受けて今日の東京株式市場も大幅な下落が予想されます。
株価の下落は「円買いドル売り」材料と見られることから、ドル円の下値を試す展開に
なりそうです。
NY市場での円の高値88円29銭が意識されますが、この水準の抜けると、
5月6日の、あのNY株式市場が1000ドル近い暴落を見せた際に記録した
87円94銭が視野に入ってきます。
次々にサポートラインを切って、じり高が続く円ですが過熱感は見られません。
週末の米雇用統計で流れが変わる可能性もありますが、よほどのポジティブサプライズ
でない限り、リスク選好は高まらないと観ます。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 6/1 | 李克強・中国副首相 | 「人民元の相場形成メカニズムの改革をさらに進める必要がある」中国共産党理論紙「求是」に寄稿。。 | ----- |
| 6/5 | ガイトナー・財務長官 | 「中国については民間需要による持続的な成長と、より柔軟な為替政策をとる必要性について議論した」釜山でのG20後の記者会見で。 | ----- |
| 6/7 | バーナンキ・FRB議長 | 「米景気が二番底に陥る可能性は低い」下院での議会証言で。 | NY株式市場が上昇し、為替市場ではドル高に。 |
| 6/10 | ガイトナー・財務長官 | 「中国の為替改革は極めて重要」「中国の胡錦濤国家主席も為替改革を確約した」上院での証言で。 | ----- |
| 6/14 | 泰剛・中国外務省副報道局長 | 「人民元問題を政治化し、中国に対して保護貿易主義的な行動をとることは全く筋が通らない」米国の人民元切り上げ圧力に不快感を表す。 | ----- |
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