2010年7月13日(火)
おはようございます。
民主党の大敗は予想通りの結果と受け止めてられています。
昨年9月、国民は戦後長期にわたり政権の座にあぐらを
かいてきた自民党に、ノーを突きつけ政権交代を実現させました。
民主党政権に夢を託し、「変革」を期待しました。
しかし、鳩山政権は普天間問題や政治と金問題で失脚。
菅新総理のもとで「国民の判断」を仰いだ結果、現有議席を
大きく割り込む大敗となったわけです。
いわゆる「無党派層」の動向が政治の主導権を左右する時代に
なりました。
自民党ではだめだったが、民主党だって国民不在の政治をやったら
明日はないよ、ということです。
無党派層は、過去のしがらみや、古いしきたりなどには
縛られません。
これで日本の政治が少しでも良い方向へ進んで行けば、
たとえ芸能人でもスポーツ選手でもいいんです。
議員報酬に見合った活動をしてくれれば・・。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 参院選の結果を受け、円はアジア市場で2週間ぶりの 89円台乗せを示現。しかしその後はじり高の展開が続き、 NYでは88円39銭まで円が買い戻された。
- S&Pが民主党の敗北は日本の格付けにマイナス要因である と発表したことで円が大幅に下落したが、影響は限定的だった。
- 重要な経済指標発表もない中、ユーロドルは1.26台から 1.25台半ばへ下落。これまでショート筋の買い戻しが主流 でユーロが上昇したが、その動きもかなり消化されたとの見方も。
- ポンドが3日続落。S&Pが英国の格付けを「AAA]から ネガティブに見直したことが背景。
- NY株式市場は小幅高。ダウは18ドル高で5日続伸。
- アルコアが四半期決算を発表。純利益は市場予想を上回った。
- 債券はやや下落し、長期金利は前日比小幅上昇。
- 金は反落し、再び1200ドル台割れ。原油価格も反落。
ドル/円 88.39 〜 88.71 ユーロ/円 111.13 〜 111.66 NYダウ +18.24 → 10、216.27ドル GOLD −11.10 → 1、198.70ドル WTI −1.14 → 74.95ドル 米10年国債 +0.009 → 3.066%
本日の注目点
- 独 7月ZEW景況感調査
- 欧 7月ユーロ圏ZEW景況感調査
- 欧 EU財務相理事会
- 米 5月貿易収支
2週間ぶりに89円台に乗せた円でしたが、その水準を維持することはできなかったようです。
参院選でも民主党の敗北から円売りが優勢な状況で、格付け会社が、潜在的な格下げ要因に
なるとの見方を発表。
これをきっかけに88円後半から89円15銭までドル買い円売りが進みました。
円が89円台に乗せたことで、寄りつきからマイナスで推移していた日経平均もプラスに
転じ、株価上昇。輸出関連株が上昇しました。
しかし、この流れも長くは続きません。
欧州市場にかけ円はジリ高となり、NY市場では先週末の水準よりやや円高のレベルまで
ドルが押し戻された格好でした。
先週後半までに円の上値は87円近辺で抑えられ、今週は円の安値を探る動きが予想されて
いましたが、これも89円台乗せで一杯一杯。円の下値も限定的となり再び88円半ばを中心にした
取引になりそうです。
もともと為替市場は政治的要因を受けにくいと言われていますが、昨日の動きなど
まさに、その通りだったと言えます。
ただ、今後避けては通れない「消費税」問題や「歳出削減を含めた財政改革」問題は
ねじれ国会が実現してしまった以上混迷が予想され、その影響が為替に及ぶことは
十分あり得ます。
少なくとも長期金利への影響は大きく、金利のブレが為替に影響を与えるからです
さて、87円ー89円の上下ともに大きく抜けきれない円は、しばらくもみ合いが
続く可能性があります。
今後の材料としては米国、欧州サイドの要因で動くと見られます。
今週から来週に予定されている米企業の決算発表、さらにはFOMCが控えています。
昨日のウオール・ストリート・ジャーナルは、オバマ政権が新し雇用対策を計画している、
と報じています。
順調に拡大してきた米労働市場は、6月の雇用統計を見てもやや失速気味です。
景気の「二番底」を避ける意味でも追加的対策が求められるところです。
ユーロドルもこのところ1.25−1.26台で小康状態が続いています。
シカゴ先物市場でのユーロ売り持ち額も、先週火曜日現在ではピーク時の3分の1程度に
縮小され、この間にユーロドルを大きく買い戻したことが伺えます。
来週23日には欧州金融機関のストレステストの結果も発表されることから、その前に
ポジションを閉じておこうという動きで、1.27台までユーロ高が進んだ主因と見られています。
市場は依然としてユーロの動きに注目しています。
投機筋のポジションも軽くなったことから、ストレステストの結果を睨みながら
ユーロが再び値動きを速める可能性もあります。
ユーロ円を介してドル円が影響を受けることから、結局、円以外の要因がドル円の方向性を
決める流れは先週までと変わりません。
もちろん、その中には株式市場の行方も含まれ、重要な要素である事は当然です。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 7/6 | スティーブンス・RBA総裁 | 「内外の需要や物価の追加情報が得られるまで現在の金融政策が妥当だ」政策金利据え置きを決めた後の会見で。 | 豪ドルは対ドルで0.83台後半から0.84台後半に。 |
| 7/8 | トリシェ・ECB総裁 | 「欧州は緩やかな景気回復が続いている」としながらも「高い不確実性があり、回復にはばらつきがある」理事会後の記者会見で。 | ユーロドル1.26台半ば→1.27台乗せ。 |
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