今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2010年8月3日(火)




おはようございます。



このところの「山ブーム」にあやかった訳でありませんが、

週末から群馬県の白根山に行ってきました。

山の上までは車で行け、頂上にある「湯釜」は登山禁止

でしたので、近くの山に登り、そこから「湯釜」を眺める

という、簡単な山登りでした。

山頂の気温は22度と、それでも例年に比べると

高かったようです。

驚いたのは、登山客の多さでした。

老若男女、それぞれの服装で楽しげです。

特に若い女性だけのグループも多く、

この集団が、今はやりの「山ガールズ」。

近くで誰かの声がしました。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル安傾向が継続され、主要通貨に対してドルは弱含む 展開でした。
  • 米経済指標は市場予想を上回ったものの、ドル高には 繋がらず、株式市場での反応に限定的。
  • ユーロドルは1.32台目前まで上昇し、豪ドルも対ドルで 5月初旬以来の0.91台半ばまで買われドル安に。
  • 円は86円台後半まで売られましたが、ドル安が進んだことから 買い戻され86円台半ばで引け、値動きは小幅。
  • 欧州銀行の好決算が発表され、欧州株式市場、NY株式市場 は共に大幅高。
  • 製造業景況指数が市場予想を上回ったこともあり、NYダウは 208ドルの大幅高。
  • 債券相場は下落し金利は上昇。
  • 金は小幅続伸し、原油価格は3ヵ月振りとなる81ドル台乗せ。
  • 7月ISM製造業景況指数→ 55.5(3ヵ月連続の悪化)                                         



    ドル/円86.32 〜 86.80
    ユーロ/円113.18 〜 114.19
    NYダウ +208.44 → 10、674.38ドル
    GOLD +1.50 →  1、185.40ドル
    WTI +2.39  →  81.34ドル
    米10年国債+0.063 → 2.968%


    本日の注目点

    • 豪   6月小売売上高
    • 豪   6月住宅建設許可件数
    • 豪   RBAキャッシュターゲット 
    • 米   6月個人所得。支出                                                          

    ドル安傾向は依然として継続です。

    米経済指標は市場予想ほど悪化しておらず、本来はドルが買い戻されても

    いいはず・・・。

    さらにバーナンキFRB議長はサウスカロライナ州での講演で、現在は

    消費者信頼感が低下しているものの、賃金上昇が向こう数四半期に家計支出を

    押し上げる可能性が高い、との認識を示したこともドル買いに繋がっても

    いいはずでしたが、ドルの反発は観られず続落でした。



    NY株式市場は大幅な上昇を見せ上記材料に反応したものの、ドル高には

    至らなかったことで、これまでの株高はドル高との構図にやや変化が出てきたとも言えます。

    その理由としては、大幅な株高は債権売りを誘い、長期金利は急上昇するのが、これまでの

    パターンでしたが、昨日は金利が小幅高に終わっています。

    これは米国内で資金需要が伸びないことを背景に、債券にたいする需要が旺盛であることを

    意味します。

    株式も債権も、ともに為替相場には強く結び付いていますが、この日は債権相場

    (金利)に、より反応したものと思われます。



    ドル円は先週86円割れを見せて、やや円高傾向に傾いてきたと思われましたが、

    現状ではその流れに一服感がでています。

    市場全体の流れがドル安のため、円が大幅に値を下げる可能性は少ないと思われますが、

    世界的な株高を背景に市場では「リスク選好」が以前よりも高まっていることも指摘できます。

    昨日のNY原油市場でWTI原油価格は、約3ヵ月分ぶりに81ドル台に乗せたことで

    その傾向を知ることができます。

    今後、さらに株高が続けば原油価格も一段高となり低金利の円が売られることも

    考えられますが、その可能性は低いと見ています。

    今週の円のレンジを85円ー88円と予想していますが、88円を上抜けするには

    長期金利の大幅上昇が不可欠です。



    NY市場でユーロドルは1.3196まで上昇しました。

    ユーロや豪ドル等の上昇が円よりも大きかったことで、クロス円は軒並み

    円安傾向に振れていますが、それぞれ115円、80円と重要な節目をうかがう

    レベルに来ています。

    NY株式市場をはじめ世界の主要株式市場がさらに上昇することが、高金利である上記通貨が

    節目を上抜けする条件となりそうですが、米景気の先行き見通しは決して楽観視

    できません。

    昨日のバーナンキ議長も講演で、「現在、米経済はゆっくりとしたペースで拡大している」

    と発言した上で、住宅や商業用不動産、労働市場といった「景気回復に対する顕著な抑制要因が

    なおも存在するのは確かだ」(ブルームバーグ」)と景気回復に対する楽観論に

    クギを刺すことを忘れていませんでした。



    まだしばらくはドルの戻り売りが機能する相場展開が継続されると見ています。




    What's going on ?」とは・・・
    会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
    為替はさまざま事が原因で動きます。
    その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


    日時 発言者 内容 市場への影響
    8/2 バーナンキ・FRB議長 「米経済の完全な回復までには相当な道のりが残っている」「家計や企業の支出増加が持続的な成長に寄与するはずだ」サウスカロライナ州チャールストンでの講演で。 NYダウが200ドルを超える上昇の一要因に。

    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


    What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)

    What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)


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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和