2010年8月10日(火)
おはようございます。
お詫び
7月30日付け本欄で記述した内容は事実と
異なっておりましたことをご報告致します。
関係者の方々には多大なるご迷惑をお掛け致しました事
謹んでお詫び申しあげます。
今後掲載に当たっては事実確認を十分に行い
誤りのないよう細心の注意を払う所存でございます。
この度は大変申し訳ございませんでした。
重ねてお詫び申し上げます。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- FOMCを控えていることや、経済指標の発表もなかった ことで、ドル円は小動き。ポジション調整のドル買いがやや優勢で 円は85円96銭まで下落。ほぼ同水準で引け。
- ドルの買い戻しが進んだことで、ユーロも1.33台前半から 売られ、1.32台前半まで弱含む。全般的にドルの買い戻しが 目立った展開に。
- NY株式市場は小幅上昇。マクドナルド株が既存店売上が予想以上 だったとして大幅高。クライスラーの赤字幅縮小も追い風となり ダウは45ドル高。
- 株高から債券相場はやや軟調、長期金利は2.8%台前半に。
- 金は9日振りに下落。原油価格は小反発。
- 市場は今夜のFOMCに注目。追加金融緩和期待が高まる中 政策実施に踏み切るのか、また声明文の変化にも注目が。
| ドル/円 | 85.61 〜 85.96 |
| ユーロ/円 | 113.37 〜 113.75 |
| NYダウ | +45.19 → 10,698.75ドル |
| GOLD | −2.70 → 1,202.60ドル |
| WTI | +0.78 → 81.48ドル |
| 米10年国債 | +0.007 → 2.829% |
本日の注目点
- 中 7月中国貿易統計
- 米 FOMC
先週末のNY市場で85円02銭を記録したドル円は、やや買い戻され85円90近辺で
取引されています。
昨日のNYでは、重要な経済指標の発表もなく、また夏休みということもあり市場参加者が
少なかったことなどから、値幅はわずか35銭でした。
FOMCを今夜に控えポジション調整のドル買いが進み、円は85円96銭、ユーロも
高値から100ポイントほど売られ1.32台前半まで下落しています。
ただ、ドル円では買い戻しが進んだとはいえ、86円台に乗せる場面もなく、依然として
上値の重い展開とも言えそうです。
ユーロ円などのクロス円も、このところ「レンジ相場」に入っており112円半ばから
114円半ばでの取引が続いています。
これは、円もユーロも対ドルでは同じ様なスピードで強含んでおり、ドル全面安の
展開が続いていることが背景だと見られます。
テクニカルで見てもここ2週間ほど112円半ばを割り込むことなく、110円ー113円
から水準訂正が行われたことが読み取れます。
現在、日足では比較的厚い雲の中ほどに位置しており、しばらくは上下に大きく動きそうもない
状況を示しています。
ただ、一目均衡表の遅行スパンはローソク足を上抜けしていることから、足元では
上値を試す可能性が高いと見られます。
115円台前半の雲の上限と、その上に位置する100日移動平均線が抜けるかどうかが、
ユーロ円が「110円の底固め」ができるかどうかのポイントになりそうです。
そのためには、ユーロが対ドルでもう一段の上昇を見せなけらばならないということに
なります。
今夜のFOMCでは何らかの追加金融緩和策が発表されるのではないかとの期待が
高まっています。
MBS(住宅ローン担保証券)の買い取り継続だけでは、市場への資金供給は変わらず
インパクトがありません。
加えて、国債の購入に踏み切れば長期金利の下落を招き、短期的にはドル安円高に振れる
可能性もあります。
これまでもバーナンキ議長は、米景気は緩やかに拡大しているとの立場に立ちながらも
住宅、雇用にリスクがあると繰り返してきました。
ドルが全面安で推移している状況下で、米景気が「2番底」に向かっているとすれば
このあたりで新たな政策を打ち出さないと「底割れ」という事態を招きかねません。
そうなると今度は、水面に浮上するまでに大変なコストと時間を要することになります。
そのあたりは著名な経済学者である議長は十分認識していることと思われますが、
「ドル安は米経済にとってプラス」との本音が見え隠れすることが気になります。
ドルは全ての主要通貨に対して下落を続けている現状でも「ドル安懸念」の声は
聞えて来ません。
オバマ大統領が政策に掲げた「輸出倍増計画」との兼ね合いが取りざたされています。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 8/2 | バーナンキ・FRB議長 | 「米経済の完全な回復までには相当な道のりが残っている」「家計や企業の支出増加が持続的な成長に寄与するはずだ」サウスカロライナ州チャールストンでの講演で。 | NYダウが200ドルを超える上昇の一要因に。 |
| 8/5 | トリシェ・ECB総裁 | 「7−9月期について入手できたデータは予想より良好だ」「市場の機能は若干改善している」政策委員会後の記者会見で。 | ややユーロ高に振れる。 |
| 8/5 | ジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大学教授 | 米経済が「活気のない景気回復に直面しており、米政府はよりよく計画された新たな景気刺激策が必要になるだろう」ブルームバーグテレビジョンのインタヴューに答えて。 | ----- |
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