今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年6月13日(金)


おはようございます。


昔、こんな「掛ことば」をやった記憶があります。


○ 「夫婦の仲とかけて何と解く?」

● 「地下鉄丸の内線の池袋駅と新宿駅と解く。」

○ 「その心は?」

● 「近くて遠い・・・・・・・。」


地図を観ると池袋駅と新宿駅はすぐですが、東京メトロ丸の内線は座などを

経由していますので、結構乗りでがあります。

その池袋と新宿を東京メトロ副都都心線が明日開通します。

明治通りの下を走り、雑司が谷や西早稲田を経由して東急線にも繋がるそうです。

考えてみれば、東京の地下は穴だらけ。総走行距離はもしかしたら世界一かもしれません。

今度調べてみたいと思います。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル/円は三ヶ月半ぶりに108円台に載せました。

    昨日の日経平均が大幅下落したにもかかわらず、東京でも欧州でもドルが堅調に推移し、

    NYでは108円08銭まで上昇。
  • 5月の小売売上高が市場予想を上回り、更に、4月分も上方修正されたことで、個人消費に
    やや明るさが。
  • WTI原油が大幅に下げ、NYダウも一時180ドルを超える上げに為替市場も反応しましたが、
    引けにかけては原油価格が前日比プラスに転じたことで、ドルも株もやや反落しました。
  • 5月小売売上 →+1.0%(前月比)
    4月分も+0.4%に上方修正

ドル/円107.58 〜 108.08
ユーロ/円165.83 〜 166.93
NYダウ+57.81 → 12,141.58ドル
Gold−10.90 → 872.00ドル
WTI+0.36 → 136.74ドル
米10年国債+ 0.140 → 4.217 %


本日の注目点

  • 日 日銀金融政策決定会合後、白川総裁会見
  • 日 G8財務相会合(大阪、14日まで)
  • 米 5月米消費者物価指数
  • 米 6月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値


ドル/円が108円台に載せてきました。

金融当局者の執拗なドル高発言に加え、米長期金利の急騰が背景にあります。

再びキャリートレードが出やすい環境が醸成されてきているように思えます。

ドル/円が買われても、ユーロ/ドル、オージー/ドルは売られません。

結局、クロス円で円が売られる状況になっています。


ここしばらくドル堅調地合は続くと観ていますが、先週末のような調整の可能性は

否定できません。市場はややドル楽観論者が増えてきているのではないでしょうか。

根っこの部分は押さえておきながら利食いも入れて、下落時の枠を残しておくことも頭の

片隅に入れておきたいですね。


G8財務相会合で為替は議論されないと思いますが、ポールソン財務長官からサブプライム

ローン問題を含めたドル高有益発言がでることも考えられます。


2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
6/11 ベージュブック 「経済活動は引き続き弱い」と総括 ---
6/11 シュタルク
  ECB理事
「連続利上げを考えているわけではない」 ---
6/10 ブッシュ米大統領 「われわれは強いドルを信じている」
「経済の相対的な価値が最終的には(ドルの)価値を決める」とドル安を牽制
106円台後半から107円台へ
6/10 バーナンキ
FRB議長
「米景気減速のリスクは後退した。」とインフレ抑制の決意を改めて示す。 106円台後半から107円台へ
6/9 リーマンブラザーズ 3−5月期決算の最終損益が約28億ドル(約2900億円)の赤字になるとの見通し発表。
同時に、60億ドル(約6300億円)の増資も発表。
---
6/9 フイッシャー
ダラス連銀総裁
インフレ抑制のため利上げが必要になる可能性を示唆。 ドル高へ。
6/9 ガイトナー
  NY連銀総裁
「ドルの動きを非常に注視している。」 ドル高へ
6/9 ポールソン
財務長官
「為替介入の選択肢を排除しない。」米CNNのインタビューに答えて。
(これまでのドル高誘導から、介入に言及する一歩踏み込んだ発言に)
ドル高へ
6/7 日米中印韓
 五カ国エネルギー相会合
共同声明で原油高は「消費国、産油国双方の利益に反する」
 6/6NYMEXでの原油大幅高を受けて。
ユーロ/ドル1.54前半から1.55後半へ 上昇。
同時にユーロ/円も大幅にユーロ高
6/5 トリシェ
  ECB総裁
「次回会合で小幅な利上げを実施する可能性を排除しない。」定例理事会後の記者会見で。 ユーロ/ドル1.54前半から1.55後半へ 上昇。
同時にユーロ/円も大幅にユーロ高
6/4 バーナンキ
  FRB議長
最近のインフレ率について「望ましい水準よりかなり高い」と、前日に引き続き警戒感を 表す。 ドル高へ。104円後半→105円30銭
6/3 ジョージソロス
(米 投資家)
「原油価格はバブルである。」との認識を示す。 ---
6/3 ウォールストリート
  ジャーナル紙
米大手証券リーマンブラザーズが30億ー40億ドルの資本増強を検討していると報道。
近く発表される3−5月決算で3億ドル以上の赤字の可能性を指摘。
---
6/3 バーナンキ
FRB議長
「ドルや安が輸入物価や消費者物価の歓迎できない上昇を招いている」
「インフレやインフレ期待の意味することに注意している」
「現在の政策は適切な位置にある」など、軸足をインフレ対策に置く発言をし、
  これまでの金融緩和政策の転換を示唆。(講演で)
ドルが全面高となり、NYダウは大幅下落
6/2 ポールソン
財務長官
「金融マーケットの混乱終焉にはもう数ヶ月時間がかかる」との「認識を示す。
サブプライムローン関連で152億ドル(約1兆5300億円)の損出を計上。
ドルが全通貨に対して下落。

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和