2010年9月2日(木)
おはようございます。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ドル円は米経済指標に振り回される荒っぽい展開。 朝方はADP雇用者数が大幅に減少していたことから ドル円は83円66銭まで下落。
- その後に発表されたISM製造業景況指数は、予想を大きく 上回っていたことでドルが急反発。底値から約1円も上昇 する展開に。
- NYダウが250ドルを超す上昇を見せたこともドル買い支えに。 円安ドル高が進んだことで、クロス円は軒並み上昇。
- 豪ドルは昨日発表された4−6月期GDPが好調だったことで 対ドルで200ポイント以上の上昇。対円でも74円台から77円まで ほぼ一本調子で買われる。
- NY株式市場は大幅反発。ISM製造業指数が弱めに予想されており これを大きく上回る結果がでたことが主因。
- 8月に新車販売台数は前月比鈍化。日本メーカーは軒並み大幅な減少。
- 株高から債券相場が下落。長期金利は大幅に上昇。
- 景気回復期待感から原油相場は大幅反発。金は下落。
- 8月ADP雇用者数 → −1.0万人
- 8月ISM製造業景況指数 → 56.3(4ヵ月振りに前月比改善)
| ドル/円 | 83.66〜 84.67 |
| ユーロ/円 | 107.07 〜 108.62 |
| NYダウ | +254.75 → 10,269.47ドル |
| GOLD | −2.20 → 1,248.10ドル |
| WTI | +1.99 → 73.91ドル |
| 米10年国債 | +0.110 → 2.580% |
本日の注目イベント
- 豪 7月貿易収支
- 欧 7月ユーロ圏生産者物価指数
- 欧 ユーロ圏第2四半期GDP(確報値)
- 欧 ECB理事会
- 米 週間失業保険申請件数
- 米 仮契約住宅販売指数
- 米 小売各社既存店売上高
- 米 製造業受注
昨日の東京市場では、どちらかと言えば「ドル買い円売り」が優勢でした。
しかし海外市場に入るとドルはじりじり売られ、円買いが優勢な展開となります。
東京時間内では介入警戒感があり、海外ではその可能性がほとんどないことで
ドル売りで入って値幅を稼ごうということでしょうか。
昨日もNYでは一時83円66銭まで円が買われています。
これで今回の円高局面では4回目の83円台突入です。
ただ、結果的には全て84円台に押し戻されており、83円台での滞空時間はそれほど
長くはありません。
これを「底堅い」と言うのか、あるいは「頭が重い」と言うのか、それぞれ保有している
ポジションによって感じ方は異なるのでしょう。
個人的には前者の「底堅い」というイメージにより近いと思います。
なぜなら、ドル安円高傾向が続く中、これまでと比べ円買のスピードが遅いと思うからです。
昨日のISM製造業景況指数は例外として、米経済指標の悪化が続いているにも関わらず
83円台ではね返されています。
もっとも、上値も徐々に切り下がってきており、今や86円台が遠くなりつつあります。
ドルの上値リスクが低いのも事実です。
緩やかな円高が続くと観るべきでしょうか・・・。
それにしても昨日のISM製造業景況指数はちょっとしたサプライスでした。
項目別では生産指数と雇用が大きな伸びを見せています。
同指数は「50」が景気の好不況の分かれ目になります。
今回の結果で13ヵ月連続で「50」を超えて来たことになります。
米製造業は予想以上の粘り腰だと言えるもかも知れません。
豪ドルが急反発を見せています。
昨日東京時間に発表された第2四半期GDPは大方の予想を超え年率1.2%と
3年ぶりに高い伸びを示したことや、中国のPMIも予想通りの結果だったことが
豪ドルの買いに走らせた様です。
対ドルでの0.91台は約3週間ぶりの水準で、対円でも77円まで回復しています。
豪ドル円のテクニカルを見ると、73円台半ばから77円台半ばでの「三角保ち合い」(さんかくもちあい)
が形成されていますが、上値で78円台に乗せれば「三角保ち合い」を上抜けし、上昇に弾みが
つく可能性はありすが、それには少なくともドル円が85円台に乗せることが必要です。
今夜も米経済指標の発表が続きますが、やや「小ぶり」です。
やはり明日の雇用統計に注目ということになりますが、雇用者数については専門機関の見方も
別れています。
最も楽観的な数字は7万人の減少ですが、悲観的な数字では13万人の減少です。
そして中間値は10.5万人の減少で、これは7月の数字よりも改善していることになります。
本日は米株式市場の大幅高を受けて日経平均も200円を超す上昇が予想されます。
NY市場で2日続けて頭を押さえらている84円60−70が抜けるどうかがポイントに
なると見ています。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
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