2010年9月6日(月)
おはようございます。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 8月の雇用統計が事前予想ほど悪化していなかったことから 指標発表後ドルが上昇、対円では85円台に乗せ85円23銭まで 買われた。しかし、その後の指標が悪化していたことで反落。
- ドル円は84円台前半と、発表直前の水準まで売られ取引終了。 その他主要通貨もドル安の流れを受け上昇。豪ドルは0.91台半ばまで反発。
- NY株式市場は大幅続伸。雇用統計の発表後、米景気に対する先行き不安が 後退し、NYダウは127ドル高の10400ドル台を回復。
- 大幅な株高から債券相場は続落。長期金利は4週間ぶりに2.7%台に。
- 株高から金、原油はともに小幅に反落。
- 8月非農業部門雇用者数 → −5.4万人(民間部門は6.7万人増)
- 8月失業率 → 9.6%
- 8月ISM非製造業景況指数 → 51.5(市場予想は53.2)
| ドル/円 | 84.23〜 85.23 |
| ユーロ/円 | 108.27 〜 109.56 |
| NYダウ | +127.83 → 10,447.93ドル |
| GOLD | −2.30 → 1,251.10ドル |
| WTI | −0.42 → 74.60ドル |
| 米10年国債 | +0.073 → 2.700% |
本日の注目イベント
- 日 日銀金融政策決定会合(8/7まで)
- 米 NY市場休場(レーバーデー)
米8月雇用統計は市場の最も楽観的な予想よりも改善していました。
先日発表されたADP雇用者数でも事前予想を上回り、米労働市場は言われているほど
悪化してはいない、との見方も浮上してきました。
今回の雇用統計の結果を受け、オバマ大統領は民間雇用の増加を強調しています。
事実、民間部門の雇用者数は4月の24.1万人増加には及ばないものの、今回も6.7万人増加と
年初からの増加傾向は続いています。しかし一般的には、米国では恒常的に20万人の
雇用増が必要も言われており、その水準にはまだまだ遠いのも事実です。
今週にもオバマ大統領は追加景気刺激策を発表する予定です。
大統領は3日の講演で「雇用創出と経済成長のため、さらなる手段を必要としている」と言及しています。
中間層の減税と代替エネルギー分野への投資増額が柱になる模様ですが、追加景気刺激策の効果が出てくる
までの時間を考えると、ドルが本格的に反発するのはまだまだ先の話かもしれません。
今週も米経済指標の結果次第では84円台割れの可能性はありますが、ややドル売りの流れが後退しつつありますが、
雇用統計の改善を受けても85円台前半までの反発にとどまったドル円の上値は重いと言えそうです。
これまでに83円台へは4度トライしています。
先月25日には83円58銭まで買われる場面もありましたが、結果的には全て84円台に押し戻された
格好になっています。
注目すべき点は日銀による介入の可能性が高まっていることです。
現在のところ実弾介入は行われていませんが、民主党代表選でも両候補とも、その効果は別としても
「介入すべし」との意見で一致しています。
足元の84円台での介入の可能性は無いと思われますが、前回の円高値を割り込み82円台に突入する場面では
介入の可能性が大いに考えられます。
本日はNY市場が休場です。
今週は米経済指標にもそれほど重要な指標はありません。
むしろ、国内からは景気に関する重要指標の発表があります。
こちらに関しては市場の反応は限られることから、今週のドル円は84円台でのもみ合いが続くと
予想します。
84円台を割り込む可能性は残りますが、85円台テストの可能性もありそうです。
米長期金利の下げ止まり感がでてきているからです。
一時2.4%台まで下落した米長期金利は先週末には2.7%台まで反発しています。
NYダウが1万ドルの大台割れから大きく値を戻してきたことが主因ですが、これまもで何度か
指摘されてきた「米債券はバブル」との説も、あながち間違ってはいないとの見方から資金が
債券から株式市場にもどってきた可能性もあります。
NYダウと民主党代表選の行方に目配りをしながら相場は追っていきたいところです。
9月相場が83円台でもみ合うのか、85円台でもみ合うのかが決まって来そうな1週間に
なるのではと見ています。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 9/2 | トリシェ・ECB総裁 | 「想定よりも輸出が好調で、一部では内需も貢献した」「景気が失速することはない」理事会後の記者会見で。 | ユーロは対ドル、対円でやや上昇。 |
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