2010年9月7日(火)
おはようございます。
ひと目で分かる昨晩の動き
欧州市場
- NY市場が休場のため取引は閑散。
- ドル円はロンドン株式市場など欧州株式市場が堅調に推移した ものの、ややドル売り円買いが優勢。一時84円05銭まで円は 上昇したものの、その後は84円台前半で小動き。
- ユーロ円も108円前半から半ばでの取引で動意なし。
- 韓国ウォンやNZドルなどが対ドルで堅調に推移し、全般的に ドル安が進行。
- ロンドンFT、独DAXなどは小幅高。
| ドル/円 | 84.05 〜 85.30 |
| ユーロ/円 | 108.34 〜 108.62 |
| NYダウ | ---- → 10,447.93ドル |
| GOLD | ---- → 1,251.10ドル |
| WTI | ---- → 74.60ドル |
| 米10年国債 | ---- → 2.700% |
本日の注目イベント
- 豪 RBAキャッシュターゲット
- 日 7月景気動向指数(速報値)
- 日 白川日銀総裁会見
- 欧 ユーロ圏財務相会合(ブリュッセル)
オバマ大統領は追加景気刺激策の一環として、インフラ関連投資に500億ドル
(約4兆2千億円)を投じると発表。
景気の先行きが不透明になる中、二番底を避ける意味合いから、道路、鉄道、空港滑走路などの
輸送インフラに集中的に投資し、雇用などの回復を狙うものです。
さらに今後も数千億ドル規模の景気刺激策を発表する模様です。
先週末の雇用統計で、失業率は9.6%と、依然として高い水準に留まっており、
雇用者数も民間部門では増加に転じているものの、政府部門を含めた全体としては減少しています。
このため、FRBによる追加金融緩和を期待する一方、財政出動をさせることによって
早めの対策に踏み切った格好です。
しかし財源の問題もあり、そう簡単ではないとの指摘もあります。
議会では共和党が財政赤字を理由に反対する可能性もあり、今後の対策には不透明な
部分が残っています。
バーナンキFRB議長も先の講演では「経済見通しが著しく悪化した場合などは追加金融緩和の用意がある」と
言明していることから、金融面からの景気回復への支援も近いものと思われます。
ドル円はやや膠着感が強まっていますが、現在も84円台前半での取引が続いています。
市場はどちらかと言えば下値をトライしそうな雰囲気です。
先週末のNY市場から株式市場と為替市場の相関性が薄れてきたことが気になります。
これまでであれば「株高はドル高」に反応したものが、先週末はNYダウが127ドル高だったにもかかわらずドル安傾向でした。
この傾向は昨日の東京市場でも見られ、日経平均が187円高だったものの、ドル円ではやや円高に
推移しました。この相関性の変化はもう少し時間をかけて確認したいところです。
先週末に発表されたシカゴ先物市場の直近の建て玉は、約5万枚のドル売り円買いと、相変わらずの高水準が続いています。
円の先高を見込んでドル売りで攻める投機筋。
一方、円もそこそこの水準に来ていると、ドル買いで攻める個人投資家の構図が鮮明になってきています。
個人投資家とすれば日銀への期待感もあろうかと思いますが、市場は円高方向に傾きかけているようにも
思えます。
下値は83円80銭が抜けるかどうか、そして上値は85円台で定着するかどうかが注目されます。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 9/2 | トリシェ・ECB総裁 | 「想定よりも輸出が好調で、一部では内需も貢献した」「景気が失速することはない」理事会後の記者会見で。 | ユーロは対ドル、対円でやや上昇。 |
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