2010年9月13日(月)
おはようございます。
本日は外為オンラインシニアアナリストの佐藤がお休みのため
外為オンラインの高谷が書かせていただきますので
宜しくお願い致します。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 日米金利差拡大を背景に薄商いの中、ドルが対円が84円台に乗せ上値を試す展開に。一時84円39銭まで上昇するが上値は重くもみ合い84円10銭台で引け。
- ユーロが引け前に独金融機関が資金調達難に陥ったために週末にも救済されるとの噂が広がり、対米ドル、対円で30ポイント程値を下げた。
- NYダウは3日続伸。7月米卸売在庫が市場予想以上の増加を受けて買い優勢に。
- 債券は続落。長期金利は続伸。
- 金は続落。原油は大幅反発。
- 加8月就業者数 → 3.58万人(市場予想3万人)
- 加8月失業率 → 8.1%(市場予想8.0%)
- 米7月卸売売上高 → 1.3%(市場予想0.4%)
| ドル/円 | 83.92 〜 84.39 |
| ユーロ/円 | 106.98 〜 107.38 |
| NYダウ | +47.53 → 10,462.77ドル |
| GOLD | −4.40 → 1,246.50ドル |
| WTI | +2.20 → 76.45ドル |
| 米10年国債 | +0.038 → 2.795% |
本日の注目イベント
- 米 8月月次財政収支
先週末なんとか84円台をキープできました。
一時は円が高値を更新し、82円台も目前かと思われましたが
米経済指標の好結果などから84円台まで値を戻しています。
土曜にはいくつかの中国の経済指標が発表されました。
鉱工業生産や消費者物価指数など予想を超える好結果となりましたので
世界経済の先行き不透明感の後退が広がり、リスク選考の動きが期待できます。
本日は中国の経済指標の影響があるものの
欧州、米国と目立った経済指標の発表がなく
これと言ったイベントもありません。
やはり明日の民主党代表選や
明後日に米議会で開かれる中国の人民元政策に関する公聴会が注目されており
方向感の乏しい展開が考えられるでしょう。
今朝からリスク選考の動きが伺えます。
ドル円、クロス円ともに買い優勢で
ユーロにいたっては50銭以上の上昇を見せました。
これは12日にバーゼル銀行監督委員会が銀行の新自己資本比率規制策で合意したことが
市場に好感され、
先週末に独金融機関救済の噂で下げた分を大きく戻す要因になりました。
もちろん中国の経済指標の好結果も背景であり
中国の影響を大きく受けている豪ドルは対米ドルで0.93台をつけてきています。
ドル円もドル買い安心感から上値を試す展開です。
しかし、依然上値は重そうです。
テクニカルから見ますと
「4時間足」の100日移動平均線が84円44銭ほどにあり
直近の上値として見ます。
さらに移動平均線ともに一目の雲もあり、
本日中に抜けるには難しいと思われます。
好材料として「4時間足」の一目の遅行スパンが
ローソク足を抜けそうという点です。
明日明後日に重要イベントがありますので
それをきっかけにドル高円安というシナリオも考えられますが
それも限定的で米経済という根本が解決されていませんので
まだまだ円の高値を試す地合いは続きそうです。
豪ドルが4日続伸しています。
対米ドル、対円ともに続伸しており、本日の寄り付きでは
対米ドルで30ポイントほどの窓開けで寄り付いています。
週末発表された中国の経済指標の好結果が要因となっています。
テクニカルでも「日足」まで買いシグナルが出ており
「週足」でも100ポイントほどの上昇で十分な買いシグナルが出そうです。
0.94台まで上昇出来れば、
リーマンショック前の高値である0.9849が当面の上値になってきそうです。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 9/2 | トリシェ・ECB総裁 | 「想定よりも輸出が好調で、一部では内需も貢献した」「景気が失速することはない」理事会後の記者会見で。 | ユーロは対ドル、対円でやや上昇。 |
| 9/8 | 野田・財務大臣 | 「当然(円売り)介入も含んでいる」衆議院財務金融委員会で、円高が進んだことに答えて。 | 海外市場で介入近しとの印象を与え、ややドル高に。 |
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