今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2010年12月28日(火)




おはようございます。



本日は外為オンラインシニアアナリストの佐藤がお休みのため

外為オンラインの高谷が書かせていただきますので

宜しくお願い致します。



ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 主要通貨は終始、狭い値幅での取引に。欧米ではまだ休暇中の市場参加者がいるのが背景。
  • 株式市場も閑散としており、方向性も無く4営業日ぶりに小幅に反落。
  • 債券市場は米2年債入札が好調だったことから3営業日ぶりに反発。長期金利は下落。
  • 金は小幅に反発。原油は小幅に反落。



ドル/円 82.78 〜 82.96
ユーロ/ドル 1.3125 〜 1.3169
ユーロ/円 108.79 〜 109.08
NYダウ −18.46 → 11,555.03ドル
GOLD +2.40 →  1,382.90ドル
WTI −0.51 →  91.00ドル
米10年国債 −0.070 → 3.327%


本日の注目イベント

  • 豪   シドニー休場(ボクシングデー)
  • 日   11月失業率
  • 日   11月全国消費者物価指数
  • 日   11月鉱工業生産
  • 英   ロンドン休場(ボクシングデー)
  • 米   10月ケース・シラー住宅価格指数
  • 米   12月消費者信頼感指数
  • 米   12月リッチモンド連銀製造業指数







欧米ではクリスマス休暇が終了したものの、市場参加者は少なく、



NYでは大雪の影響もあり、依然として取引は閑散としておりました。



ドル円では20銭程、ユーロ円さえも30銭程、ユーロドルは25ポイント程度と



値動きの乏しい、静かなもみ合い相場となりました。



また、昨日に引き続き、シドニー、ロンドンは休場となっております。






本日はいくつか米経済指標の発表がありますが、特に注目度の高い指標では



ないと思われますので影響も限定的ではないでしょうか。



強いて言えば、ケース・シラー住宅価格指数に注目しております。



同指数の市場予想は−0.18%となっており、



予想と乖離する結果となれば市場も反応すると思いますが、



大きな値動きは期待出来ないでしょう。






本日は材料に乏しい相場となっておりますので、やはりテクニカルを重視したいと思います。



まず、ドル円では「30分足」の100日移動平均線(SMA)が82円90銭にあり、



上値を抑えているようです。



NYでも丁度この抵抗線に抑えられており、さらには「1時間足」で一目均衡表の



雲が分厚い抵抗帯としてあるのが見受けられます。



この雲の下限が東京タイムの間、82円90銭に存在し、欧州〜NYタイムにかけては



82円80銭辺りまで下げてきています。



下値としては「8時間足」の200日移動平均線(SMA)が82円60銭前後に



ありますので約30銭程度の値幅で推移するものと予想します。






次にユーロドルは、「1時間足」の200日移動平均線が1.3160にあり



今朝方、同水準を抜けて来ています。しかしながら、「4時間足」の一目均衡表の



分厚い雲の下限が1.3175−80付近に存在する為、上限は1.32台後半と



ドル円と同様、上値は重たいことが伺えます。この雲の中に100日移動平均線が



1.32台前半にありますので上げても限定的かと思われます。



今朝から材料に乏しい中でユーロ買いが優勢となっておりますが、



ストップロスを巻き込んだ買い戻しという見方が有力ではないでしょうか。



下値支持線は「1時間足」100日移動平均線の1.3120近辺、また



「日足」200日移動平均線の1.3090前後にあり、先週1週間全て



サポートされているほど強固なサポートラインというのが確認できます。






最後にユーロ円は110円付近まで特に抵抗するものがありません。



しかしながら、ユーロドルと同様に方向性が明確ではない為、



戻りだしたら早いということも気を付けなければいけません。
















What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


日時 発言者 内容 市場への影響
11/30 バーナンキ・FRB議長 「米経済は失業率を大きく下げるほど十分な速度で成長していない」と指摘し、雇用創出が最優先課題であるとの認識を示す。(オハイオ州での会合で)。  ------  
12/1 ボス・国連チーフエコノミスト 「オバマ政権と議会が追加の景気対策で合意しなければ、景気が来年に二番底に陥り、失業率は10%に上昇する可能性がある。」と指摘。(世界経済に関する国連の分析で)  ------  
12/2 トリシェ・ECB総裁 「ユーロ圏の不確実性は高い」「緊張があり、これを考慮しなければならない」(ECB理事会後の記者会見で)  ユーロドル1.31台半ばから1.32台半ばに
12/9 ECB月例報告 「少数の金融機関は中央銀行の供給する流動性に過度に依存しており、借り換え全体で相当な割合を占めている」  ------  
12/17 メルケル・独首相 「私のビジョンでは、欧州はより緊密に共に成長するが、場合によってはスピードは異なる」  ------  

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)

What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)


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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和