今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年7月1日(火)


おはようございます。


昨日あるセミナーに参加してきました。

著名なエコノミスト3名とシンクタンクの主任研究員1名の方たちが今後の為替、株式、原油など

の見通しを話し合ったものでした。結論は、全員日本株に対しては強気で、為替は意見がわかれ、

年後半にはドル高になると言う人と、ドルの時代は終わったとする意見でした。

面白かったのは「1年後ドル/円はどのように観ていますか?」という質問に対して、

「そんな先の予想をしても意味が無いし、できたとしてもあてずっぽうです。」という回答には場内爆笑でした。

ひと目で分かる昨晩の動き

欧州市場

  • ドル/円は東京市場のドル安・円高傾向を受け、徐々にドルが売られる展開に。
  • 105.50を切った辺りからドル売りが加速し、一時104.99をつけ、三週間ぶりの円高水準に。
  • ユーロ圏の6月CPIが4.0%と、市場予想を超えており、ユーロ高も加速し対ドルでは1.5840レベルまでユーロが上昇。

NY市場

  • 円高傾向で始まったものの、欧州でのドル突っ込み警戒感と、月末要因でドルが買い戻される展開に。
  • 一時143ドル76セントと史上高値を更新した原油価格が下落したことにあわせドルが上昇し、106円27まで戻し、前日の水準に。
  • シカゴ購買部協会景気指数 → 49.6(市場予想を上回る)

ドル/円105.41〜 106.27
ユーロ/円166.21 〜 167.33
NYダウ+3.50  → 11,350.01ドル
Gold−3.00   →  928.30 ドル
WTI−0.21   →  140.00ドル
米10年国債+0.004  → 3.975%


本日の注目点

  • 欧 ユーロ圏5月失業率
  • 米 6月米新車販売
  • 米 6月ISM製造業景況感指数

昨日の欧州市場での105円割れは、春先の「円高」を彷彿させるに十分なスピードでした。

特に105円50を切ってからは「ドルロング」の手仕舞いのドル売りに拍車をかけたものと

思われます。ただ大きく違うところは、NYで一度も下値を試すことなく終始ドル高だったと

いうことです。105円台前半での「ドルショート」で捕まった人も多いのではないでしょうか。


先週までの上昇チャネルを下抜けしたことから戻りはやや重いとおもわれますが、

104円99をつけた後、1円以上戻した勢いにやや戸惑います。

これまでのサポートラインが今度は抵抗線になろうかと思いますが、再度107円を抜け、

元のチャネルに戻れるかどうかがポイントになろうかと思います。


2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
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※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和