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フィボナッチ数列を用いて為替レートの節目を計算する

チャートを見ればわかるように、為替レートは高値(山)と安値(谷)を作りながら、ジグザグに上下動を繰り返すものです。過去の山と谷、高値と安値の値幅から今後の為替レートの節目を予想するのが「フィボナッチ・リトレースメント」です。
その考え方のもとになっているのが数学の世界では有名なフィボナッチ数列です。

「1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144……」

と続く数列は、

● 連続する2つの数字の和がその次の数になる。
● どの数字も、一つ上位の数字で割ると0・618に近づく。
● どの数字も0・382をかけると2つ下位の数字になる。
● どの数字も、3つ上位の数字で割ると0・236に近づく。

といった性質を持っています。
フィボナッチ数列は植物の花びらの数や貝殻のらせん模様など、自然界に広く存在する数列といわれています。また、「1:1・618」という黄金比はピラミッドやモナリザなど数多くの歴史的建造物・芸術作品に見い出すことができます。

世界中の投資家全員が集団になって作り出した為替の値動きもまた、自然の摂理や普遍的な審美眼に支配されているはず。そういった考えに基づいて値動きを予想しようとするのが、フィボナッチ・リトレースメントというわけです。

相場の世界にも「半値戻し」「3分の1押し」といった言葉がありますが、フィボナッチ・リトレースメントでは、フィボナッチ数列から導き出される「23・6%」「38・2%」「61・8%」「76・4%」といった数値を重要視します。これらの比率が不思議と、為替レートの抵抗帯や支持帯として働くことが多いからです。

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61・8%、38・2%、23・6%という比率が抵抗帯や支持帯に

論より証拠。最近の為替レートの値動きをフィボナッチ・リトレースメントで見たものが図1のドル/円の月足チャートです。

図1:フィボナッチ・リトレースメント(1)

ドル/円は2007年6月末に124円台の高値をつけたあと、2009年11月に84円台の安値をつけていますが、この高値と安値を結んだ値幅に対して、その後の為替レートが23・6%ラインまで戻したあと、再度マイナス23・6%ラインまで下落して横ばいで推移していることがわかります。

図2:フィボナッチ・リトレースメント(2)

図2はユーロ/ドルの日足チャートです。
ユーロ/ドルは2011年10月に1ユーロ1・31ドル台から1・42ドル台まで上昇しました。11月以降は再度、下降に転じますが、その過程で「38・2%」や「61・8%」ラインが為替レートの反転上昇を阻む壁として機能しています。

むろん、フィボナッチ・リトレースメントを使うと為替レートの上下動を完璧にとらえられるわけではなく、あくまで心理的な節目、値動きの目安に過ぎません。
為替レートの値動きを記録したものがチャートですが、チャート自体がなにかの数学的な法則や物理学の理論で動いているわけではありません。

では、チャート分析はまったく意味がないのか? というとそうではありません。
世界中の投資家のほとんどすべてがチャートを見ています。彼らはチャートの動きに何か意味を見つけようとします。「上昇が続いているが、少し上がり過ぎだ」、「じわじわ下がっているが、そろそろ下げ止まりそうだ」…など、投資家はチャートを見た感想をもとに、投資行動を選択します。

チャートを見ている投資家の心理が、逆にチャートそのものの動きに影響を与えることになるのです。だからこそ、自然の動きや芸術作品の中に見い出せるフィボナッチ数列や黄金比が役立つといえるのでしょう。

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フィボナッチ・リトレースメント近辺には新規注文、損切り注文が眠っている

より具体的にいうと、フィボナッチ・リトレースメントが示す「節目」の近辺には、新規の売買注文や損切り注文が集中しやすくなる、ということです。

誰もが注目する節目まで為替レートが上昇した場合、利益確定しようとする人、それ以上は上がらないと考えて新規に売り注文を出す人が増えます。彼らの売り圧力のおかげで実際に節目が上昇を阻む抵抗帯として機能します。

反対にいったん節目を超えて上昇すると、節目近辺で売った人が損切りの買い戻し注文を出すので、レートが勢いよく跳ね上がります。節目をブレイクしたときに値動きに勢いがつくのはそのせいです。
フィボナッチ・リトレースメントが示す「価格帯」の内側や外側には大量の新規注文や損切り注文が眠っていると考えてもいいでしょう。

図3:フィボナッチ・リトレースメント(3)

図3はユーロ/ドルの日足チャートの2011年4月高値1ユーロ1・49ドル台と9月安値1・31ドル台を使ったフィボナッチ・リトレースメントです。ユーロ/ドルは、9月安値からリバウンドして10月に「61・8%」戻しの1・42ドル台まで上昇したあと、9月安値近辺まで下落し、ふたたび反発している状態です。

この場合、上値の「23・6%」「38・2%」ラインを抜けるかどうかが焦点になります。勢いよく抜けたらその方向に順張りで乗り、逆にそのラインで失速したら逆張りで臨むという売買戦略が立てやすくなります。

フィボナッチ・リトレースメントを価格変動のガイダンス役にすることで、「値動きのビジョン」を立てることができるのです。

外為オンラインのブラウザ版チャートを使うと、フィボナッチの比率をトレンドラインで示した「フィボナッチ・ファン」、円弧状に示した「フィボナッチ・アーク」、時間軸にも比率を適用した「フィボナッチ・グリッド」(図4)、高値→安値→高値という3点間の比率から割り出す「フィボナッチ・エクスパンション」などを描画することができます。

図4:フィボナッチを使った分析方法

チャートは、無数の投資家が無意識のうちに作り上げてきた芸術作品という観点でいうなら、まずは月足や週足チャートなど長い時間軸で使うことをおすすめします。

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「前日の高値+安値+終値」÷3=ピボットを起点に当日の動きを見る

今回、取り上げるもう一つのテクニカル指標「ピボット」も、過去の値動きが現在の為替レートに与える影響を見るためのものです。前日の高値と安値と終値を使って当日の抵抗帯や支持帯を割り出すことから、主に短期売買向けの指標といえるでしょう。その計算式は、

P(ピボット・ポイント)= (前日高値+安値+終値)÷3

という値動きの中心点をまず計算し、そこから、

S1=P-(前日高値-P)
R1=P+(P-前日安値)

を計算します。第一の支持帯となるS1は、前日の高値とピボットの値幅分、逆にピボットから下落したレートになります。第一の抵抗帯R1はピボットと前日の安値の値幅分、ピボットから上昇したレートです。

次にピボットから、前日1日の値幅分(高値と安値の差)だけ下落したところがS2、上昇したところがR2になります。

S2=P-(前日高値-安値)
R2=P+(前日高値-安値)

さらに、S1、R1を起点にした、

S3=S1-(前日高値-安値)
R3=R1-(前日高値-安値)

を求めます。S3は、「ロー・ブレイクアウト・ポイントLBOP」と呼ばれ、ここまで下がると前日のピボットが機能しなくなる限界点と考えられています。反対にR3は「ハイ・ブレイクアウト・ポイントHBOP」と呼ばれる限界点になります。

ピボットの売買戦略としては、

【買いの場合】
S1まで下落したら押し目買い
S2まで下落で損切り、もしくは買い増し
R1まで上昇で利益確定
S3まで下落で損切り、もしくはドテン売買の売り
【売りの場合】
R1まで上昇したら戻り売り
R2まで上昇で損切り、もしくは売り増し
S1まで下落で利益確定
R3まで上昇で損切り、もしくはドテン売買の買い(図5)

となります。
「前日の高値を越えたら買い」「前日の安値を越えたら売り」というように、前日の高値・安値は当日の為替レートの値動きにも大きな影響を与えます。その考え方をより洗練させて、価格変動の短期的な抵抗帯、支持帯を示してくれるのが、ピボットといえるでしょう。

図5:ピボットの仕組みと売買方法

単純に前日の高値・安値・終値で計算するのではなく、期間を設定してピボッドを算出する方法もあります。

図6:ピボットの使い方

図6は、ユーロ/ドルの1時間足チャートに期間10のピボットを描画したものですが、この場合は、S1とR1が強力な支持帯・抵抗帯となり、値動きがS1〜R1の間に収まっていることがわかります。

「為替レートがS1まで下落→買い」「R1まで上昇→売り」

というシンプルな逆張りトレードでも成功しやすいので、短期売買のときに使ってみるといいでしょう。

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2017年5月1日更新